2022/11/29(火) Gravel Biking Tokachiの現在地
こんばんは。雨にも雪に負けず毎日自転車に乗りたい、と言えるようになりたいGBT渡邉です。
今日はアドベンチャーサイクリングツアーにおける「サイクリングガイド」の位置付けについて考えてみる回となります。
よろしくお願いします。
#今日は仕事がバタバタしてしまい危うく更新逃すところだった
▼ツアーの評価は何で決まるのか
アドベンチャーサイクリングツアー(冒険自転車旅)というツアーを名乗るわけですから、自転車が移動の手段として1番長くなるはずで、そもそもGBTはグラベルロードを軸にしているので、やっぱり自転車パートを担当するガイドさんの力量でツアーの良し悪しが決まるでしょう!
かというと、そういうわけでもなさそうです。
ツアーには様々なアクティビティ、宿泊、食事、キャンプなんかもありますし、
季節や天候、参加メンバーによっても満足度は変わるでしょう。
#参加者はある程度同じ趣味趣向をお持ちの方のはず
#自然がフィールドなので天気は重要ですよね
#とかち晴れが味方
とはいえ、参加者全員最高だった!っと言ってもらえるとやっぱり嬉しいですし、そういうコンテンツを目指したいので、一つ一つ丁寧に準備はしていきたいです。
#まずは圧倒的なコンテンツを用意するのが大前提
ただどんなに準備していても、旅行というのはトラブルが付き物で、予期せぬ何かが起きてしまう。
#起きないこともある
#何かあった方が記憶に残りがち
そう、何か起きたとき、とっさの判断で爆速で改善するのが重要です。
ツアーの良し悪しはそういうところでも判断されていて、私たちの業界ではスーパー添乗員なんて呼ばれていたりします。
#ダサいですか ?笑
▼誰が何をするのか
おそらく、アドベンチャーサイクリングツアーでもスーパー添乗員の役割を担う人が必要で、同行している誰かがやらなければなりません。
#スーパー添乗員になるかならないか
しかし、通常のツアーに同行しているスーパー添乗員の中で、長距離ライド、しかもグラベル、しかもキャンプまでできる変人スーパー添乗員はそうそういないですし、いたとしても常時スタンバイしてもらうほどのお仕事はまだココにはありません。
#スーパー添乗員は人気があるのでひくてあまたで忙しい
なので、現時点で現実的な選択肢はこの2択。
①普通以上の添乗員がスーパーカーで同行する
②スーパーサイクリングガイドに普通以上の添乗業務を習得してもらう
#すみませんふざけすぎました
冗談はさておき、
今回モニターツアーでは、この部分は分けておこないました。
しかしやってみて、やっぱり結構この部分が肝だな!
と思いました。
サイクリングガイド、ルートコーディネーター、添乗員が同行したモニターツアー。
これでは次年度以降商品としては販売できません。
#モニターなので人件費は度外視できた
サイクリングツアーでは、やはりサイクリングガイドが「サイクリングのガイドもする」し、「ツアー全体を管理する」ことが必要だと思います。
ひとつひとつのコンテンツではそれに精通した“ガイド”がいますので、それはキチッとお任せする。
昨日の記事でキャンプガイドの重要性をお話ししましたが、コンテンツのクオリティを約束してくれているのはアクティビティガイドです。
レストランでは味を決めてくれるシェフがいる。
宿泊施設では快適な空間を提供してくれるスタッフがいる。
#バスガイドもある意味でバス車内のクオリティを保ってくれているはず
それぞれに役割があります。
▼サイクリングガイドのお仕事
JCTA(日本サイクルツーリズム推進協会)のホームページにはこう書かれています。
———
ガイドは、その土地の魅力を知り尽くした旅のスペシャリストです。
ガイド本に載っていない絶景や名所にご案内したり、グルメなお店に立ち寄ったり。
お客様一人ではちょっと不安な場所もガイドがいれば安心です。
その土地の自然、文化、暮らしに触れる“小さな旅”をプロデュースするのがサイクリングガイドです。
お客様を楽しく安全にご案内するスキルを持っています。
ガイドは、自転車の知識に加え、お客様を安全にご誘導するスキルを習得しています。
さらに交通量が少ない安全なルート作りなどの商品化、リスクや時間管理など、お客様に安心してサイクリングをお楽しみいただけるよう、日々努力をしています。
———
自転車部分以外は、ほぼ添乗員と同じです笑
ということで、
スーパーサイクリングガイドは添乗業務もできるので、
アドベンチャーサイクリングツアーには専任の添乗員は不要ということがわかりました!
とはいえ、
楽しさの反面様々なリスクがあるアドベンチャーツアーですので、サイクリングガイドが負担になりすぎないように各ガイドとの密な連携、事前の準備は欠かせません。
そして十勝で活躍するサイクリングガイドはまだまだ多くありません。
#十勝を代表するガイドさんに頼りっぱなし
#相楽さんいつもありがとうございます
アドベンチャーサイクリングツアーを持続的な商品にしていくためにはガイドの育成も欠かせません。
旅行業で培ってきた添乗ノウハウで十勝のガイド人材育成に貢献できたら良いなぁと思いました!
Gravel Biking Tokachi
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アドベンチャーサイクリングツアーにおける「サイクリングガイド」の位置付けについて