GRAVEL BIKING TOKACHI

北海道十勝を拠点に、グラベルロードの冒険コンテンツを提供しているグラベルバイキング十勝の公式サイト。東武トップツアーズが主催・運営しながらワクワクするツアーを企画していきます。

世界中にある自転車の聖地の中でわざわざ見知らぬ北海道の地方都市に訪れる理由は何なのか?

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2022/12/1(木) Gravel Biking Tokachiの現在地

こんにちは。
せっかく登別温泉に泊まったのに温泉饅頭を食べ損ねたGBT渡邉です。
#温泉も入り損ねた
#夜ご飯も朝ごはんも食べ損ねた
#地獄谷はキレイでした


本日のテーマは、
世界中にある自転車の聖地の中でわざわざ見知らぬ北海道の地方都市に訪れる理由は何なのか?”について考えてみました。

今のところ、“自転車に乗りにきているのではない、人に会いにきている”と思っていて、

GBTの現在地としては、
プロジェクトとして“人”が見えていなくて、
象徴的な人(ガイド)を立てる必要があるのかなと思っています。
アドベンチャートラベルの商談会で得たヒントからの話ですが、国内外のターゲット、サイクリングに限らず、地方で観光商品作りをしている方、旅行業に興味のある方には関係ありそうなお話になっていくはずです。
よろしくお願いします。

アドベンチャートラベル商談会の成果
昨日札幌でおこなわれたAT商談会には、商品を提供する人(セラー)と、その商品を仕入れてお客さんに売る人(バイヤー)が参加しており、それぞれが求めている相手を探すマッチングイベントでした。
#最終的にお客さんはそこに存在していない
#普通旅行会社はバイヤーの立場
#セラーが持つコンテンツをバイヤーの旅行会社が仕入れてパッケージにしてお客さんに販売する


GBT(東武トップツアーズ)が十勝でやっていることはこれのミニマム版で十勝でコンテンツを仕入れてアドベンチャーサイクリングツアーとしてパッケージして、お客さんに販売する、ということをやっています。
#なので十勝でもバイヤーの立場
#グラベルロードだけはセラーとしての独自コンテンツ


そして、今回の商談会はGBTとして初めて“セラー”で参加しました。
十勝のアウトドアコンテンツの詰め合わせを“グラベルロードでパッケージして”旅行会社に売り込みむためです。
#ユニット商品ともいいます

十勝のアウトドアをPRするために立ち回るわけですが、そんなことをしている旅行会社は案外珍しいようでした。
#勝手にやっている東武トップツアーズ
#地域のためにが合言葉


そんなこんなで何組かのバイヤー(旅行会社)へ十勝のPRをするわけですが、こんな気づきがありました。
・バイヤーによってはATのユニット(パッケージ)は求められていない
・高齢顧客を抱えるバイヤーにとってのサイクリングコンテンツは、気軽に参加できるガイド付きのゆるいツアーと電動レンタサイクルが必要
・グラベルは認知されていない
・そして、我々が売りたい商品を買いたいお客さんの顔が全然想像できない


今回はたまたま出会えなかった?のかと思ったりもしましたが、そうでもなさそう。
届けたい人に出会えていない。
求めている人を見つけれていない。
そういうことか。
#自転車持って行くべきだったか
#見つけてもらうにはヘルメットかぶった方が良かったか


お客さんの顔が見えない
今回の商談会が不発だったのは私自身が出店の目的を間違えていたこと準備不足だったと反省しています。
セラーとして参加するわけですからバイヤーについて情報収集をするべきでした。
#誰が来るのか知らなかった
#事務局からは事前に配信されてたはず
#ほんとすみません


沢山のバイヤーが揃い、セラーは限られた商談時間(1回15分)の中で話したい相手も取り合って自身の商品を売り込みます。
#事前商談予約もできたみたい

GBTが取り組むアドベンチャーサイクリングツアーを説明するにもバイヤー側がそれに興味がなければ全く無駄な時間です。
そもそもそのバイヤーが抱える顧客にはマッチしていない可能性がある。
私が見えるのはそこにいるバイヤーの顔だけです。
#あなたは一体何者なの ?

あの規模の商談会では、
人と人が繋がることを目的とした方が良かったかもしれません。
私の立場としてはそう思いました。
15分では話し込むことはできないので、前泊後泊の飲みニケーションにこそ活路があったかもしれません。
その人がどんな人でどんな商品を扱いたくてどんなお客さんにそれを紹介できる人なのか。
そこから見えて来るお客さんがGBTが求めている人なのか知りたかったです。

でもそんな人は存在しない
アドベンチャーサイクリングツアーに参加してもらうには、それを求めている人に届けてなければならないです。
でもそんな人はいません。
少なくとも私が知っている範囲では。
今回のバイヤーとの出会いのようにお客さんとも出会いだと思います。
まだ出会えていないなら探しに行かなければならないし、見つけてもらわなければなりません。
SNSという便利なツールがあっても外に広がらないと意味がない。
十勝であの手この手で考えているだけでは“誰にも会えない”。
GBTとしてはグラベルの認知をもっともっと広げて、十勝にはこんなに面白いコンテンツがたくさんあるんだよ、ぜひ遊びにきてね!と言っている「人」が必要です。
その「人」はたくさんのお客さんやバイヤーとの出会いを通じ、十勝に来る「目的」になります。

●●さんがいるから十勝に行こう。
●●さんがおすすめしているコンテンツだから友達に紹介しよう。
#ガイドさんになってほしい
#相楽さんになってほしい


ということで、
本日のテーマは商談会での気づきから得た、十勝にくる人って、サイクリングが目的になるのではなくてその人に会いに行くことが旅の目的になる方が間違い無いよね!というお話でした。
GBTとしては、外への発信をデジタルに頼るだけでなく、「脚」を使って営業するスタイルも試してみたいと思っています。
#予算がないけど
#海外に直接行ったりしたい


最後に今回の内容はバイヤーとの関わりからというよりは、北海道で活躍するサイクリングガイドの坂本さんとの立ち話で得た気づきがほとんどです笑

@tohru sakamotoさんありがとうございました!!
最後までお読みいただきありがとうございました!

詳細はnoteでも
本日の記事詳細はnoteからご覧いただけます。過去記事も全公開しています。
https://note.com/gbt2022
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